マクロビオティック マルシェスタッフ 木実のコラム
マクロビオティックの基本的な食材の取り入れ方や季節の食事方法など、
マクロビオティックライフをバランスよく楽しく実践♪を応援します。
2012年1月24日更新
第十四回目「陰と陽のバランス」についてです。
新年明けましておめでとうございます。
本年もマクロビオティック マルシェ オンラインショップを
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2012年は、日本で笑顔がどんどん増える年になると良いなと思います。
まずは一人々が幸せになって、皆でHappyなエネルギーを広げましょう♪
今号では、大寒も過ぎ2月4日は立春、立春を過ぎればもう春の準備が始まります。
立春は二十四節気の第1。正月節となり旧暦の新しい年の始まりです。
私はこの立春の新しい年の始まりに、いつもワクワクしてしまいます。
春が始まるように、色々な事が動き出すのを感じるのです♪
年末年始で乱れてしまった生活も、そろそろ元に戻った頃だと思います。
旧暦の新しい年を迎える前に、
マクロビオティックの考え方にある陰と陽のバランスについて考えてみたいと思います。
マクロビオティックの考え方や食事の内容の基本に、「陰陽」があります。
陰は拡散(広がる)、陽は収縮(縮まる)を表し、陰陽のバランスをとる事で体や心を健康に保つことに繋がると言う考え方をします。
今回は、食べ物の陰陽にフォーカスしたいと思います。
すべての食べ物は陰と陽の両方の性質を持っていますが、どちらが強いかはそれぞれ異なります。
陰性の食べ物は体を冷やし、陽性は体を温める作用があります。
例えば植物は育つ時期によって陰陽の強さが異なり、
ゴボウやニンジンなど秋から冬に成長する野菜は陽性が比較的強く、体を強くして温める作用があります。
一方、キュウリやレタスなど春から夏に育つ野菜は陰性が強く、体を冷やす作用があります。
また、収穫された場所によってもその陰陽は変わります。
例えば、同じ野菜でも暖かい地方で収穫されたものは陰性が強く、寒い地方で収穫されたものは陽性が強くなります。
小豆を例にとって比べてみると、北海道産は小粒で実が締まっていて甘いのに対して、
暖かい地方で収穫した小豆は北海道産に比べるとあきらかに大粒で味にも違いが感じられます。
陽性は締まる、陰性は広がる。と言う作用が顕著に分かり、面白いですね。
野菜一つの中にも陰陽があります。
大根一本を例にしてみると、下に伸びる根っこに近い部分は陽性、上に伸びる葉の部分は陰性、中間の部分は中庸。
輪切りにしてみると、中央部は陽性、外側に近い部分は陰性となります。
一物全体!皮を剥かずに調理すると陰陽の両方が摂取できるわけですね。
また、陰と陽が極端に強いものもあります。
肉や卵などの動物性食品は、陽性が強いのが特徴。
バナナやオレンジなどの熱帯・亜熱帯産の果物やアルコール類、精製した砂糖は陰性が強く、
どちらも多く摂り過ぎると心や体のバランスを崩してしまいます。
心のバランスで見てみると、陽性の強い動物性食品を多く摂っていると頑固になったり柔軟性に掛けたり、
怒りっぽくなる傾向になります。
陰性の強い亜熱帯性の果物やチョコレートなどを多く摂っていると、涙もろくなったり、やる気がでない、など落ち込みがちになります。
陰が強いものを摂ると陽の強いものが欲しくなります。
逆もしかりです。甘いもの(陰性)を摂ると塩気のあるもの(陽性)が欲しくなる!といった経験は皆さんあると思います。
陰と陽が極端なほど、振り子のように陰に傾き、そして陽に傾きます。
この揺れが大きいほど、心も体もバランスを崩してしまうのですね。
陰と陽の極端な食品はなるべく避けて、冬は体を温める陽性のものを増やしたり、
夏は体を冷やす陰性のものを増やすのも良いのですが、
できれば普段から陰と陽のバランスが取れた食事をしたいですね。
そうすることで、陰と陽の極端な揺れもなくなり心も体も安定します。
これは、陰と陽を同量ずつ食べればよいと言うのではなく、
それ自体で陰陽のバランスがとれている「中庸」の食べ物を選ぶことが大切です。
マクロビオティックで基本となる全粒穀物や旬の野菜、海藻、豆類などを中心にした
食事は、まさに極端な陰陽の性質を持たずに、中庸に近い食事と言えます。
普段から陰陽のバランスの取れた食事を心がけ、
季節にあった食事方法を取り入れて、心も体も健康で元気に過ごしたいですね!


























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